ただのひとりの人間だったら
映画「マディソン郡の橋」を観ました。
ほぼ予備知識なしに「道ならぬ恋の映画でしょ」
程度の認識で見始めたら、とんでもなく泣けました。
クリントイーストウッド監督の映画はやはりいいな。
丁度同じころに読んでいた本とリンクしたので
余計心に残りました。その本は「海からの贈り物」。
著者はアン・モロウ・リンドバーグ。
(飛行機乗りのリンドバーグの妻)
この本では、仕事・家庭・子育てに追われた女性が
2週間のバカンスを島の海辺で一人過ごしながら
浜辺の貝殻になぞらえて自分自身を
見つめなおしていきます。
その中で「一人の時間の重要性」も書かれています。
日常のいろいろなことから離れて自分自身を見つめる
時間。その昔は「教会」が様々な社会的役割から離れ、
習慣的に一人の時間をもつことができる場であった
ともありました。
私たちは社会で生きていくために社会的な立場や
役割を担っている。それらから離れて
ただの一人の人間としての自分を見つめる時間を
もつことが大切なのだと。
今、私が社会的役割を全て持たないとしたら
何をしているだろう?
お金も時間も年齢も環境も何もかも考えない
としたら、何をするだろう?
いろいろ考えさせられました。
まずは朝晩5分、瞑想でもしてみるかな。
(↑自己啓発本の受け売り^^;)