小説「人魚の眠る家」東野圭吾
東野圭吾さんの作品は泣けるし面白くて読書の
苦手な私がつい読みたくなってしまう作家さんの
一人です。
でも、全作品がそうだというわけではありませんが
小さな子供にとてつもない罪を背負わせたり
女性の描き方に引っかかるところがよくあります。
でも、面白いから手に取ってしまいます^^;
今回の「人魚の眠る家」はミステリーやサスペンス
ではないのか、、、と冷めた思いで読み進めながら
どんどん引き込まれ、終盤とラスト辺りは号泣でした。
何かを成すために行動を起こす。
もしそれに賛同しない者が現れたとしても
その考えを否定することはできないのだと
思いました。
人それぞれに環境も立場も感じ方も違う。
どんな批判を受けても自分の心に正直であり、
なおかつ他者を拒絶せず認めること。
そんな生き方ができたら、と思うのでした。